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子どもを預けて働くということ

いろいろ

ちょうど一年前に保育園を退職しました。
大変なことがもう山ほど山ほどあったけれど、たくさんの笑顔や泣き顔寝顔に囲まれた幸せな日々との別れは心がきゅっとなってとっても寂しかったのを思い出します。

それと共に、我が子がまだ幼稚園の年少の小さかわいい頃に、育児に集中するのではなく自分が仕事をすることにより、この時間を犠牲にするのか?とかなりの葛藤が生まれたことも思い出されます。

どの仕事をするのでも、母は多少なりとも葛藤するのでしょう。
これは子どもと過ごすより大切なことなのかな?と。

保育園に子どもを預けて働いているお母さんもそんな気持ちで仕事に出掛けているんだろうな、同士だわ!と毎朝思っていました。

だけどそんな時間だって親子の関係性を育む大切な時間。
保育士をしていてそんな思いを強くしました。
子どもたちはとても生き生きと過ごしています。
お友達との関係、保育者との関係、お友達のお父さんお母さんとの関係。どれも子どもにとって社会性を育むもので、よい刺激を受け一回りも二回りも大きくさせてくれるのです。
そしてそんな中で成長し、その経験を身体ごと家に持ち帰り、家族もまた成長するのです。

…といっても、わたしも!もっとあの小さな娘と一緒にいたかったな。
家では「お仕事してるからごめんね!」とパソコンにかぶりついて保育計画をしていた時間、待っててばかり言わず穏やかに笑っていたかったな。
自分の子どもを幼稚園の預かり保育にお願いして他の子どもたちと遊んでごめんね…なんて、ふとした時に思ってしまったのです。
だけどそれも自分と娘を顧みることに必要だったのです。
いえ、今も。
だからこそ、何もない日は思いっきり遊ぼうとか、今度の休みにはあそこに連れてってやろうとか、有意義に過ごそうと出来るのかなと思っています。

今は保育園で働いてはおらず違う仕事に就いていて娘は学童のお世話になっています。
学童が大好きなので私も思いきり働くことが出来ます。
働くために学童へ行かせるのか、学童へ行かせるために働いているのかわからないなーと思っているくらい娘は学童を楽しんでいます。
とてもありがたいです。
学童の先生方がいてくださるおかげで心配なく働くことが出来ています。

明日から新年度ですね。
一年の最初の一日を娘と過ごしたくて有休を取りました。

娘のお気に入りのアイス最中を買いに電車に乗って出掛けようかと考えているところです。

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