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壮絶サバイバル?キャンプ

キャンプ

ゴールデンウィークが終わりましたね。

我が家はお友達家族とキャンプに行きましたが、そこでとても貴重な経験をして帰ってきました!

娘は学校の宿題の『ゴールデンウィーク新聞』に特集を組んだほどです。

その出来事が一面を飾りました(宿題は一面のみですが)

キャンプ場へ向けてさあ出発!

フリーサイトでのキャンプイベントだったので、好都合な場所を選ぶために前日深夜に出発し現地には2時頃到着、第一希望は逃したものの候補にあった場所にお友達三家族とテントを張りました。

…今思えば、その場所選びが忘れられないキャンプになった一因であったのかも?と思っています。

テント設営

キャンプ場は山の斜面にあります。

その敷地内の一番下の端に三家族並んでテントを張りました。

我が家はその三家族の中でも道のそばの端っこだったんです。

朝から入れたのでテント設営後にたっぷり自由時間があり、雨が降り出してとても寒かったけどお散歩したりテント内で子どもたちが集まって遊んだりして大人も子どももそれなりに満喫していました。

夕方になれば雨が止む予報だし、それぞれ夕食を取ってからまた集まれれば…なんて思っていた矢先…

大惨事!!

シュラフで昼寝をしていた娘の横で寒かった私も丸まっていたのですが、どんどん強まる風にテントの幕が大きい音を立てて揺らされます。

ポールに付けていたランタンが落ちそうで、強い雨風の中ガイロープを締め直して一旦戻ってきた夫に外してもらいました。顔面直撃になっては大変と思い。

そしてまた夫がロープの締め直しに出た後、惨事は起こったのです!

あまりの風の強さでポールがしなりだし、あああ!!と思うと同時にランタンを吊るしていたフックが外れて落ち、「外しててよかった!」と思うやいなや更にポールがしなり、ぐんぐん曲がり、押さえても力及ばずにボキっっ!!!!

我が家のテントはワンポールテントだったので、その一本が折れてしまうとほぼぺっしゃんこ。

かろうじて二つある出入口に枠になるフレームが入ってはいるものの、このぺっしゃんこの中どうなるのかも想像がつかず、「まずは命!!」と本能で感じ昼寝途中だった娘をたたき起こして車へ逃げ込むよう指示しました。

私はというと、片腕で暴風の為半端ない重さになっているテントを必死に押し上げながら貴重品をガサーっと集めて車に運び込みます。

それを何度も繰り返し、車の中で一息ついた時には、車の横にはぺしゃんこになったテントとその下にはこの状況では運び出せないものが残されている状態でした。

呆然…

一息つき、とりあえず近くの施設で食事をと向かってみましたが残念ながら既に閉店。

我が家はパンを多めに持って来ていたのでそれを夕食にしましたが、他の二家族は途中まで進めていた夕飯の準備を、多少雨風を避けられる倉庫?のような場所の軒先で調理して食べていたようです。

我が家はそんな気力も残っていなく、さっさと車でむさぼり、早々に歯磨きをしてしまいました。

就寝はまた車の中で…

宿を探そうかとも考えたのですが、残したテント(まだデビューして3回目)と運び出しきれなかった荷物が気になった夫が離れたくないというので、それもそうかと二日続けての車中泊でした。

予報と違って夜中になっても全然雨も風もやみませんでしたが、疲れ切ってた為割と眠れて朝を迎えられました。

夢だったのかもしれない?

朝が来て、晴れたなと思ったらテントも乾きだしているほど晴天に!
お友達にポールを借りてテントを完全に乾かすことが出来、無事に持ち帰ることもできたのです。

テント内に残してきた物も汚れがついていたものの壊れているものはなく、掃除して乾かして問題なく持ち帰れました。

ただ、出入り口のフレームが倒れた時にできたのかテントに亀裂があったのですが、修繕すれば支障ないかも?という部分なのでポールさえあればテントは使えそう!

風はすっかりおさまり太陽は暑いくらいで、あんなに寒くて風がひどくて雨が激しかった前日が夢のようでした。

「生きててよかった」と初めて思ったほどの出来事だったので、逆にこんなにGWらしいよいお天気のもとでママたちだけで缶ビール飲んでおしゃべりに花が咲いたことで、楽しいキャンプだったと記憶が上書きされたようです笑

キャンプ大好き

こんな大惨事に遭遇してしまったというのに、みんな次はどうしよう?この経験を踏まえてこういう場合はこうしよう、とポジティブな考えばかりだったので、結論、全員根っからのキャンプ好きだということが判明しました。
子どもも含めて。

そして危機管理能力が多少なりともアップしたことは、大人も子どももよかったです。

次のキャンプはいつになるかわからないですが、パワーアップして楽しめる気がして親子共に待ち遠しいです。

最後に、思い返して感じたこと

先に『場所選びがテント崩壊の一因になったかも』

と言いましたが、我が家のテントは山からの吹きおろしが直撃していた可能性もあるかもと考えています。

もしテントと山の間に車を置いていたとすれば、少しは結果が変わっていたかも?と思いました。

他の方面からの風は受けていたかもしれませんが、吹きおろしに関しては若干でも力が緩和されていたかもしれません。

また、フリーサイトの端で道路のそばであったことも、同じような理由から風の力を受けやすかったのかも?と思いました。

前もって風が強くなるかもという予報が出ているならば、テント設営場所を考えなければと思いとても勉強になったキャンプでした。

…こういうことが、『生きる力』ですね。生き抜く力。

子どもと共に、日々の暮らしから生きる力を学んでいきたいなと改めて感じた出来事でした。

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